[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
何百年前だっただろうか。
一面の火、人々を覗く暗く重い空が広がっていた。
そこは、戦場。
かつては村か町か、あるいは城だったかもしれないが、その跡を確認することは出来ないだろう。
そんな広い戦場の一つでまた、戦いが起ころうとしていた。
敵は一人。
しかも女性だった。
その先にある城を襲撃すべく向かった軍勢は300、いや500人か。
その数は計り知れない。
どちらにしても、この戦いの勝ちは見えていたかに思えた。
軍勢の誰もがそう思った瞬間、彼女が手を挙げたその時、その思いは消えた。
何百という軍勢と共に。
静まり返ったその場に残ったのは――
その瞳を蒼く照らす、【蒼】の人間だった。
この時から人々は【蒼】の人間を認識し、恐れた。
だが、それだけだった。
まだ初めの頃は、それこそいろいろな問題があったらしいが、人々は彼らを受け入れた。
それは、彼らの中に邪悪的な者がいなかったのが幸いしたのかもしれない。
もしくは利用できる、と思ったからかもしれない。
どちらにしろ、社会はいい方向へと進んでいる。
それは【蒼】の人間が、いつまでも【蒼】のままでいるからなのだろうか。
そしてここに、【蒼】の一人であるレフィス・シーネがいる。
彼女はある物を求め、旅をする。
いや、“物”ではなく“モノ”と言った方が正しいか。
「・・・・行ってきます」
誰もいない家に別れを告げ―
彼女は始まりの一歩を踏み出した。
知る人ぞ知る中学時代に書いた小説、リメイク版。
瞳が【蒼】ということは同じですが、話の流れがちょっと・・・ちょっと?違っていたりする。
というか、不思議系っていいですよね(何)
魔法とかの非現実的な物語って、この世界にないからこそいいんですよね
次回は・・・おそらく「Moon」が来るかと思われます。
月っていいよねぇ・・・
04 | 2024/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
自己満足なサイト万歳(笑)